施療記録(個人情報につながる内容は開示いたしません)
年齢(70)代 性別(女性)
症状
プールでクロールで泳いでいるときに手がポールにぶつかった。
次第に親指を動かすことが痛くなってきたので整形に通院。
炎症が起きているとのことで一か月ほどギプスで固定。
しかしあまり痛みは引かず親指が曲がらなくなった(俗にいうばね指)ので当院に来院された。
施療法
親指の筋肉は前腕部(手首と肘の間の腕)からつながっているため、そこから親指までを
超音波治療器にて施術を行った。
また、受傷より一か月ほど経過していたため、ギプス固定ではなくテーピングで固定して
多少の可動域を設けた。
施療後
施療してすぐに親指は動くようになったが、動かすと多少痛みは残っているので、
継続的に施療を続ける。
今回のようなケガは固定も大事だが、その後のリハビリによって予後が変化するので、
今回の患者様のように変化がなければセカンドオピニオンも視野に入れる必要があります。
患者様に聞くとその病院では手術しなければいけないかもしれないとまで言われていたので、
様々な意見を取り入れることの重要さが私も含めて分かった。